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モモデイズ
ガイド約9分

身につけたい良い習慣25選——5分以内・お金0円でできるものだけ

人生を変えたくて「良い習慣リスト」をいくつもブックマークしたのに、結局どれも始めなかった——そんな夜はありませんか。習慣は、数を集めても増えません。増えるのは「実際に始めた1つ」だけです。この記事は、身につけたい習慣を「5分以内・お金0円」の25個だけに絞り、努力と効果でどれから始めるかを選べるようにしました。全部やろうとせず、今日ひとつだけ。それが、続く人のやり方です。

「今年こそ変わろう」と思って、『良い習慣リスト』や『人生が変わる習慣25選』をいくつもブックマークした夜。読んでいるあいだは前向きで、保存した瞬間には少しだけ達成感もあります。でも数日たつと、ブックマークだけが静かに増えていって、実際に始めたものは——ゼロ。そんな覚えはありませんか。

白状すると、それは意志が弱いからではありません。「良い習慣」の本当の問題は、数が足りないことではなく、多すぎて選べないことです。習慣は、リストを何個集めても増えません。増えるのはたった1つ——実際に始めて、毎日くり返した1つだけ。25個を知っていることに価値はなく、1個を続けていることに価値があります。

そこでこの記事では、身につけたい習慣を「5分以内・お金0円・特別な道具なし」でできるものだけに絞って25個そろえました。ネット上の「100個リスト」と違うのは、努力と効果の2軸でどれから始めるかを選べること、そして選んだ1つを続ける方法と、抜けた日に戻る方法まで用意したこと。全部やろうとせず、今日ひとつだけ。それが、結局いちばん続く人のやり方です。

身につけたい習慣とは:数ではなく「1つ」から

身につけたい習慣とは、時間もお金もほとんどかけずに毎日くり返せて、続けると生活の土台が少しずつ変わっていく小さな行動のことです。大事なのは何個知っているかではなく、いま1つだけ選んで、毎日の行動にくっつけること。じつは私たちの日常行動のうち約43%は「ほぼ毎日・同じ状況でくり返される習慣」が占めるとされ(Wood ら, 2002)、そのあいだ頭は別のことを考えています。良い行動をこの「考えなくてもできる」側に移せたら、それは一生ものの資産になります。

43%
日常行動のうち、ほぼ毎日・同じ状況でくり返される「習慣」が占める割合(Wood ら, 2002)
66日
新しい行動が自動化するまでの中央値(Lally ら, 2010)。「21日」ではありません
5分
1日5分の呼吸法を1か月続けた群が、瞑想より気分が改善(Balban ら, 2023・スタンフォード大学)

この25選の選び方:5分以内・お金0円・道具いらず

この25選は、3つの基準だけで絞りました——①5分以内で終わる、②お金がかからない、③特別な道具がいらない。だから体調が最悪の日でもできて、始めるハードルがほぼゼロです。高価な手帳も、ジムの会員証もいりません。しかも「小さいから効かない」わけではなく、5分の習慣にも、ちゃんと研究の裏づけがあります。

なぜこの基準なのか。スタンフォード大学のBJ・フォッグ(Tiny Habits)は、続く習慣は「最悪の日でもできるサイズ」から始まると言います。やる気が満タンの日を基準に設計すると、ふつうの日に必ず折れるからです。そして小ささは、効果とは別の話。同じスタンフォードの研究では、1日5分の呼吸法を1か月続けた群が、瞑想よりも気分の改善が大きかったと報告されています(Balban ら, 2023)。5分でも、続けば効く——だから安心して、小さく始めていいのです。

身につけたい良い習慣25選【5グループ別・所要時間つき】

身につけたい習慣を25個、体・頭・心・暮らし・つながりの5グループに分けて、所要時間(1〜5分)と「くっつける合図」の例つきで一覧にしました。全部やる必要は、まったくありません。ながめてみて「これならできそう」と思ったものに、心の中で印をつけるだけでOKです。

グループ習慣所要くっつける合図の例
起きたら水(白湯)を1杯飲む1分「アラームを止めたら」
姿勢を正して深呼吸を3回1分「イスに座ったら」
今より10分多く歩く・階段を使う(+10)5分「駅に着いたら」
寝る前に1分ストレッチ3分「歯を磨いたら」
朝、カーテンを開けて光を浴びる1分「起きたら」
本を1ページだけ読む3分「電車に乗ったら」
気になった言葉を1つメモする1分「スマホを開いたら」
今日やることを3つだけ書く3分「コーヒーをいれたら」
自分の考えを1行だけ書く3分「席についたら」
新しい単語を1つ調べる2分「昼休みになったら」
感謝できることを3つ思い浮かべる/書く2分「布団に入ったら」
吐く息を長くする呼吸を5分5分「昼休みが始まったら」
鏡の前で口角を上げて笑う1分「歯を磨いたら」
今の気分を一言で書く1分「寝る前に」
スマホを見ずにお茶を1杯飲む5分「休憩に入ったら」
暮らし使ったものを1つ元の場所に戻す1分「立ち上がったら」
暮らしシンクを空にする3分「食器を置いたら」
暮らし玄関の靴をそろえる1分「帰宅したら」
暮らし財布のレシートを1枚捨てる1分「帰宅したら」
暮らし5分だけタイマーで片づける5分「夕食の片づけが終わったら」
つながり大切な人に一言メッセージを送る2分「昼休みに」
つながり「ありがとう」を1回、言葉で伝える1分「席を立つとき」
つながり相手の話を最後まで聞く5分「会話が始まったら」
つながりSNSでほめコメントを1つ送る2分「SNSを開いたら」
つながり明日の自分に一言メモを残す1分「PCを閉じたら」

身につけたい習慣、どれも5分以内

代表的な習慣を所要時間で並べました。いちばん短いのは1分。まずは棒がいちばん短いものから選ぶと、始めるハードルはほぼゼロです。

表のいくつかには、研究の裏づけがあります。心のグループの「感謝できることを3つ」は、感謝を週に数回書き出す人ほど運動量が増え、前向きになりやすいという報告(Emmons & McCullough, 2003)がもとです。「吐く息を長くする呼吸」は先ほどのスタンフォードの5分呼吸、体のグループの「+10(今より10分多く歩く)」は、厚生労働省がアクティブガイドで勧めている最小サイズの運動です。夜の「暮らし」や「心」のグループをもっとふくらませたい人は、頑張らない夜のナイトルーティンもどうぞ。

全部やらない:努力×効果で「最初の1つ」を選ぶ

25個から始める1つを選ぶコツは、努力(かかる手間)と効果(変化の実感)の2軸で見ることです。手間が小さくて効果をすぐ感じられる「左上」——たとえば起きたら水を1杯、寝る前に感謝を3つ——から選ぶと、最初の小さな成功が、次を続ける燃料になります。やる気ではなく、この2軸で決めましょう。

努力×効果で選ぶ、最初の1つ

迷ったら「左上」から。手間が小さくて効果をすぐ感じられる習慣は、最初の成功体験になり、次を続ける燃料になります。

  • 1つだけ選ぶ。 25個は選択肢であって宿題ではありません。今日は「左上」から1つに丸をつけるだけ。
  • 合図にくっつける。「いつやるか」を時刻ではなく、歯磨きやコーヒーなど毎日必ず起きる行動に決める。
  • 終わったらすぐ記録する。 できた瞬間にマスをひとつ塗る。記録は成績表ではなく、続いている実感を受け取る装置です。
  • 抜けたら翌日に最小版を1回。 1日の抜けは想定内。翌日、いちばん小さいバージョンを1回やって帳消しにします。

選ぶ1つが決まったら、あとはそれをすでにある行動にくっつけるだけ。「歯を磨いたら深呼吸を3回」のように、毎日必ず起きることの直後に置くのが習慣スタッキングです。続け方の全体像は習慣化のコツ(続け方の全体)にまとめてあるので、1つ選んだあとに読むといちばん効きます。

選んだ1つを続ける:合図にくっつけて、抜けても戻る

選んだ習慣を続けるコツは3つです。①すでに毎日やっている行動(歯磨き・コーヒー)にくっつける、②終わったらすぐ記録する、③抜けた翌日に最小版を1回やって帳消しにする。習慣が自動化するまでの中央値は約66日で、1日くらい抜けても形成にはほぼ影響しません(Lally ら, 2010)。だから続ける主役は、根性ではなく仕組みです。

よくある欲張り目標最初の2週間はこれだけ
毎日30分読書する本を1ページだけ開く
毎日運動する靴を履いて外に出る
毎日日記をびっしり書く今の気分を一言だけ書く
早起きして朝活する起きたらカーテンを開ける
感謝日記をたっぷり書く感謝できることを3つ思い浮かべる

つまり「3週間やったのに変わらない」のは失敗ではなく、ただの途中経過です。習慣が身につくまでの期間をもっと知りたい人は、習慣化にかかる期間に、ロンドン大学(UCL)の解説などとあわせてまとめました。そして、もし何度も三日坊主で終わってきたなら、原因はたいてい「1日サボったこと」ではなく、サボったあとに全部を投げてしまうこと。その抜け方を仕組みで防ぐ方法は三日坊主を抜け出す仕組みにあります。連続日数ではなく「今月やれた日の数」を数える——それだけで、続く景色はずいぶん変わります。

正直に:モモデイズは「選んだ1つ」を記録するために作りました

モモデイズは私たちが作っている習慣トラッカーで、この記事でくり返してきた「1つだけ選んで、いつもの行動にくっつけて、終わったら記録する」——その最後の『記録』を軽くするために作りました。だからこのセクションは、身内の宣伝だと承知のうえで読んでください。

記録はワンタップ。ウィジェットを合図の隣(ホーム画面)に置けば、「歯を磨いたら、今日のマスをタップ」がそのまま習慣スタックになります。タップした瞬間、眠っていたモモがぱちっと目を覚まし、それが小さなごほうびに。1か月は「やれた日」が静かに埋まっていくやわらかいグリッドで残り、連続日数が切れて責めてくる画面はどこにもありません。この記事の「抜けても戻る」という考え方を、そのまま形にしたかったからです。もちろん、紙のノートと赤ペンのほうがしっくりくる人もいます。その比較は紙のノートとアプリの正直な比較に正直にまとめました。合図さえ決まれば、道具はあなたの味方です。かわいくて静かな相棒が合いそうなら、無料で試せます。

身につけたい習慣——よくある質問

身につけたい習慣は、何から始めればいいですか?

まずは1つだけ選ぶことです。おすすめは「努力が小さく、効果をすぐ実感できる」もの——たとえば起きたら水を1杯飲む、寝る前に感謝を3つ思い浮かべる、深呼吸を3回する。全部やろうとすると選ぶだけで疲れて、結局どれも始まりません。1つを毎日の行動にくっつけて、慣れたら次を足していきましょう。

良い習慣はいくつくらい同時に始めていいですか?

最初は1つだけにするのが続くコツです。複数を一度に始めると、1つ崩れたときに全部を投げてしまいがちだからです。1つが「歯を磨くように自然」になってから次を足すと、土台が崩れません。研究では新しい行動が自動化するまでの中央値は約66日なので、あせらず1つずつで十分間に合います。

5分の習慣でも、本当に意味がありますか?

あります。スタンフォード大学の研究では、1日5分の呼吸法を1か月続けた群が、瞑想よりも気分が改善しました。感謝を週に数回書き出す習慣も、運動量が増え、前向きさが高まることが報告されています。小さいから効かないのではなく、小さいから続き、続くから効く、という順番です。

三日坊主で、毎回続きません。どうすればいいですか?

続かない一番の原因は「1日サボったこと」ではなく、サボったあとに全部をやめてしまうことです。1日の抜けは習慣形成にほとんど影響しないので、抜けた翌日に最小版を1回やって帳消しにするルールを、先に決めておきましょう。連続日数ではなく、今月やれた日の数を数えるのがコツです。

お金をかけずに身につけられる良い習慣はありますか?

この記事の25個はすべて、5分以内・お金0円・特別な道具なしで始められます。水を1杯飲む、姿勢を正す、感謝を3つ思い浮かべる、使ったものを1つ戻す、大切な人に一言送る——どれも今この瞬間から無料で始められます。高価な手帳やジムの会員証がなくても、良い習慣は作れます。

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